BS/CSアンテナの設置場所は?ベランダ・屋根上のメリット・デメリット

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BS/CSアンテナをベランダに設置する費用やメリット・デメリット

BS/CSアンテナを取り付ける場合、屋根の上かベランダに設置するのが一般的です。

それぞれの場所にメリット・デメリットがあります。そこで屋根上・ベランダにBS/CSアンテナを設置するメリット・デメリットをまとめました。BS/CSアンテナの設置を検討している方は参考にしてみてください。

目次

BS/CSアンテナを屋根の上に設置するメリット・デメリット

屋根の上に設置したBS/CSアンテナ
メリットデメリット
障害物の影響を受けにくい
スペースを有効に使える
メンテナンスが出来ない
費用が高い

ベランダに設置出来ない場合でも屋根の上なら設置出来る可能性が高い

BS/CSアンテナは南西方向にむけて設置します。そのためベランダが南西方向に向いていない場合は、設置することが出来ません。なお、BS/CSアンテナが設置できるかどうかは午後2時位に太陽の光が差し込む場所が目安になります。

またBS/CSアンテナを一般家庭に設置する場合は、最低でも40センチ以上の大きさのアンテナが必用になります。そのためベランダにBSアンテナを設置すると、今まで利用できていたスペースが利用できなくなる可能性があります。一方、屋根の上ならアンテナを置いても邪魔になりません。

メンテナンスが出来ない・費用が高い

屋根の上にBS/CSアンテナがあると、メンテンナンスが難しいのが大きなデメリットです。

BSアンテナは方向がちょっとずれただけでも映像が映らなくなります。またアンテナに雪が積もってしまうとノイズが入ったりすることも。ベランダならその様な不具合のメンテンナンスを比較的楽に行えますが、屋根の上にある場合はそうも行きません。

また、工事を業者に頼んだ場合、ベランダに比べて費用が5,000円ほど高くなります。

BS/CSアンテナをベランダに設置するメリット・デメリット

ベランダに設置した地デジアンテナ
メリットデメリット
費用が安い
メンテナンスがしやすい
設置できない場合がある
ベランダのスペースを圧迫する

屋根の上に比べて工事の費用が安い

アンテナ工事業者にBS/CSアンテナの取り付け工事を依頼する場合、ベランダは15,000円~・屋根上なら20,000円前後が相場です。そのため、ベランダなら費用を抑えてBS/CSアンテナを設置出来ます。

メンテナンスがしやすい

前述したように、屋根の上と比べて不具合のメンテナンスがしやすいのもメリットです。

屋根の上にBS/CSアンテナがある場合、屋根の上に登って調整しないといけません。屋根の上での作業は落下のリスクがあり危険なため、素人の方がやるのはオススメ出来ません。

一方、ベランダなら落下のリスクが低くなるため、素人の方でもメンテナスがしやすい場所です。

屋根の上と比べてベランダは怪我などのリスクが少なくなりますが、完全に安全というわけではありません。作業中にベランダから落下するリスクもありますし、部品や工具を落とすリスクもあります。マンションなら部品を落とすと下に人がいた場合怪我をさせてしまうこともありますし、下にある物を壊してしまう可能性もあります。

そのため自分で作業する際は、十分注意してください。

設置出来ない場合がある

ベランダが南西方向に向いていない場合などは、BS/CSアンテナをベランダに設置することができません。また南西方向に高層建築物等がある場合は、たとえベランダが南西方向に向いていても電波が妨害される恐れがあるため、BS/CSアンテナを設置出来ない可能性があります。

ベランダのスペースを圧迫する

ベランダにBS/CSアンテナを設置する場合、物理的にベランダのスペースを圧迫してしまいます。BSアンテナを置くことで、洗濯物を干していたり、植物を置いていたスペースなどが使えなくなってしまう可能性がありますので、慎重に検討しましょう。

また、マンションやアパートなどの共同住宅の場合は、規約でベランダに大きなものを置けない場合がありますので、大家や不動産管理会社などの許可が必要です。

屋根の上とベランダのBS/CSアンテナの工事費用

アンテナの設置は、アンテナ工事業者などのプロに依頼するのが一般的です。ですが、配線などの知識がある方は自分で設置する事もできます。アンテナ工事業者に依頼した場合と自分で設置した場合の費用についてご紹介します。

アンテナ工事業者のBS/CSアンテナ工事の費用

アンテナ工事業者に依頼した場合の費用は、ベランダなら15,000円~、屋根の上なら20,000円が費用の相場です。(アンテナ本体を含む)

また環境によってはブースターが必要になってきます。ブースターの設置を同時に依頼した場合は、上記の金額にプラス15,000円ほど費用がかかります。

自分でBS/CSアンテナ工事をする場合の費用

一方、自分でBS/CSアンテナを設置する場合は、

  • BS/CSアンテナ本体:5,000円~
  • BS/CS対応ブースター:5,000円~

上記のようにブースターを設置しても合計10,000円前後で設置できます。ただし工具などを一から揃えると、アンテナ工事業者に依頼するより高額になる場合もあります。

また、自分でBS/CSアンテナを設置する場合

  • アンテナの角度や方向調整が難しい
  • ベランダから室内に配線を引き込む作業が必要

など、ある程度知識がないと設置が難しい作業です。

特にBS/CSアンテナの角度の調整は非常にシビアです。向きが一度ずれるだけで全く映らないことも多々あります。BS/CSアンテナの方向や角度の調整については以下の記事でまとめていますのでそちらも参考にしてみてください。

素人がDIYで屋根の上にBS/CSアンテナを付けるのは✕

繰り返しになりますが、素人が屋根の上に登り作業をするのは大変危険です。落下した場合、間違いなく怪我をしますしその結果として治療費もかかるので、アンテナ工事業者に頼むより高額な出費になることも。

費用を抑える目的で屋根の上のDIY設置を検討してる方は、最初から業者に頼むようにしましょう。

まとめ

屋根の上は費用がかさみますが、BS/CSアンテナを無難に置ける場所です。

一方、ベランダは費用を抑えてBS/CSアンテナを設置することが出来ますが、ベランダの向きや周囲の環境によっては充分な電波を受信することが出来ない場合もあります。そのため、屋根の上に置かないと、テレビが映らないことも。

電波をちゃんと受信できているか確認するためには、テレビに繋いで確認することも出来ますが、レベルチェッカーという専門の機器を使うのが確実です。ただ、レベルチェッカーは数万円する機械なので、持ってない方はアンテナ工事業者に調査してもらうのが安上がりです。

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みずほアンテナアンテナ110番アンテナドクター街角アンテナ工事相談所スターアンテナアンテナ王子ライフテックス
八木アンテナ24,200円~(税込)20,400円~(税込)16,500円~(税込)16,000円~(税込)17,000円~(税込)16,500円~(税込)18,480円~(税込)
デザインアンテナ27,500円~(税込)18,700円~(税込)22,000円~(税込)20,000円~(税込)22,000円~(税込)22,000円~(税込)25,080円~(税込)
BS/CSアンテナ22,000円~(税込)10,200円~(税込)16,500円~(税込)20,000円~(税込)22,000円~(税込)22,000円~(税込)17,380円~(税込)
対応地域関東:全域
関西:大阪・京都・奈良・兵庫
東海:愛知・岐阜・三重・静岡
九州:全域
全国関東:東京・埼玉・神奈川・千葉
関西:全域
東海:愛知・岐阜・三重・静岡
中国:広島・鳥取
四国:香川・徳島
九州:福岡・熊本
関東:全域
関西:大阪・京都・奈良・兵庫・和歌山
倒壊:山梨・岐阜・静岡・愛知
中国:広島・岡山・鳥取
九州:福岡
関東:東京・埼玉・神奈川・千葉
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東海:愛知・岐阜・三重・静岡
東北:宮城・山形
公式サイトみずほアンテナアンテナ110番アンテナドクター街角アンテナ工事相談所スターアンテナアンテナ王子ライフテックス

当サイトでは各地域でオススメのアンテナ工事業者を紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

10年電気設備会社で勤務。「第二種電気工事士」「認定電気工事従事者」を取得し、テレビアンテナ工事の現場にも携わってきました。
その時の経験を下に、複雑でわかりづらいテレビアンテナ工事の情報をわかりやすくお伝えします。
またアンケートや実際に見積もりを取ることで、最新の正確な情報を発信できるよう心がけています。

⇒詳しいプロフィールはコチラ

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