「地デジアンテナはどこに設置するの?」
「場所による違いは何?」
「オススメの設置場所は?」
地デジアンテナの取り付け工事を行う場合、あらかじめどこに設置するか決めておくのが無難です。
場所によって取り付け工事の費用が上下したり、また取り付ける地デジアンテナの種類が変わってきます。とはいえ、自宅の電波の状況次第では設置できる場所が限定されるため、最終的にはアンテナ工事を依頼する業者と相談することになります。
そこで地デジアンテナの設置場所についてまとめました。
地デジアンテナの設置場所ごとのメリット、デメリットとオススメの設置場所を解説していきます。
主要な地デジアンテナの設置場所
主要な地デジアンテナの設置場所は以下の通りです。
- 屋根の上
- ベランダ
- 屋根裏
- 外壁・壁面
- 室内
それぞれの設置場所のメリット・デメリットを見ていきましょう。
屋根の上に地デジアンテナを設置するメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
電波環境が良い | 外観を損なう 強風などの影響を受けやすい 高所作業費がかかる |
地デジアンテナを設置する場所として最も一般的なのが屋根の上です。
屋根の上に地デジアンテナを設置するメリットは、電波環境が良いことです。テレビの電波は性質上高い場所の方が強度が強くなります。また屋根の上は、建築物や樹木などの電波を妨害するおそれがあるものの影響を最も受けません。さらに一般的な屋根の形状ならアンテナを360度どの方向にも向けることが出来るので、角度の調整も容易です。そのような理由から、家屋に地デジアンテナを設置する場合最も電波が安定するのが屋根の上になります。
一方デメリットは、外観を損なう点と故障しやすい点、高所作業費がかかる点です。
屋根の上に地デジアンテナ設置する場合のアンテナは、魚の骨のような形をした八木アンテナというのが一般的です。八木アンテナは大きさもそこそこあり、また独特のフォルムということもあり目立ちます。風の影響でアンテナの角度がずれたり、ひどい場合には落下したり、鳥害のリスクなどを受けることもあります。
さらに高所作業費が発生し、他の場所に比べて費用がかさむ場合があります。(高所作業費が発生する条件は業者によって変わります。)
ベランダに地デジアンテナを設置するメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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電波環境が良い 高所作業費がかからない メンテナンスが容易 | ベランダのスペースを圧迫する |
ベランダは、屋根の上より劣りますがそれでも十分な電波を受信しやすい場所です。また、ベランダの取り付け工事では高所作業費がかかりません。(高所作業料が必要になる条件は各業者によって変わります。)
風の影響などでアンテナの角度がずれた場合でも比較的容易に角度の調整が出来るなど、アンテナのメンテナンスがしやすいというメリットもあります。またベランダが道路に面していないのなら、外観を気にする人でも妥協しやすい場所です。
一方デメリットは、屋根の上に設置する場合とくらべると電波が安定しないのでアンテナを設置できない場合がある点、またアンテナがベランダのスペースを圧迫するという点などです。
特にベランダに地デジアンテナを取り付ける場合は方角が限定されてしまいがちなので、環境によっては無条件で設置できないという場合も。
また、どうしても物理的にベランダのスペースを圧迫してしまいます。集合住宅の場合は避難経路としてベランダが使われる場合もあるので、スペースを妨害するような設置方法だと大家や不動産会社などに断られる場合もあります。
屋根裏に地デジアンテナを設置するメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
隠して地デジアンテナを設置できる アンテナが長持ちする メンテナンスが容易 | 電波の受信が最も厳しい |
屋根裏にアクセスでき、アンテナを設置出来るスペースが有れば屋根の裏に地デジアンテナを設置することもできます。
屋根の裏に地デジアンテナを設置するメリットは、完全に地デジアンテナを隠すことが出来るので外観を損ないません。また、雨や風などアンテナの劣化の原因となるものの影響を受けないので、他の設置場所よりアンテナを痛めません。
屋根の裏に地デジアンテナを設置するデメリットは、屋根や壁などの影響で電波が悪い可能性がある点です。外壁などの影響がない屋根の上と比べるとどうしても電波状況が悪くなりますので、東京スカイツリーのような電波塔が目視できるような電波強度が高い地域でないと屋根裏の地デジアンテナの設置は難しい場合があります。
外壁・壁面に地デジアンテナを設置するメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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自宅の外観に馴染んでアンテナを設置できる | 取り付けできる場所が限定される |
外壁・壁面に地デジアンテナを設置する場合、デザインアンテナというものを設置するのが一般的です。
デザインアンテナは箱のような形でデザイン性が高く、カラーバリエーションも豊富で、自宅の外観にマッチして地デジアンテナを設置できます。
一方で屋根の上に比べると電波の強度が弱くなる傾向があり、取り付けることが出来る場所が限定されます。またデザインアンテナは八木アンテナと比べて5,000円ほど費用が高いというデメリットもあります。
室内に地デジアンテナを設置するメリット・デメリット
室内に地デジアンテナを設置する場合、室内アンテナというものを設置するのが一般的です。
室内アンテナは安いものだと1,000円代から購入でき、工事無しでもアンテナを設置できるのでコストを抑えることができます。また外観を損なうこともありませんし、おしゃれな形状のものが多いので、違和感なく室内に設置することができます。
一方、室内アンテナはあくまでも簡易的なアンテナのため、電波の受信感度が悪く利用できるエリアがかなり限定されます。
テレビアンテナの種類と設置場所
2022年現在、地デジアンテナには大きく分けて2種類あります。
一つは魚の骨のような形をした八木式アンテナ。もう一つは箱のような形状で八木アンテナと比べてスマートなデザインアンテナです。
アンテナ工事業者に頼んだ場合、八木アンテナのほうが5,000円前後安く、また様々な性能のアンテナがあるため選択肢が豊富です。
八木アンテナの設置場所は、屋根の上、屋根裏、ベランダが一般的です。
デザインアンテナは、屋根の上・屋根裏・ベランダ・壁面・また室内に設置することもできます。ただ、コストと受信性能を考えると屋根の上ならデザインアンテナより料金が安く受信性能が高い八木アンテナでいいですし、室内なら八木アンテナよりさらに安い室内アンテナを設置する方が多く、デザインアンテナはベランダや壁面に設置する方が多い傾向です。
まとめ
地デジアンテナの本来の目的は地デジの電波を受信することです。そのため、電波状況が芳しくない環境では屋根上への八木アンテナの設置以外の選択肢がないこともあります。
地デジアンテナをどこに設置すればいいか悩んでいる方は、コストを考慮するのか外観を考慮するのかで決めていきましょう。
コストを考慮する場合は、ベランダ、もしくは屋根上に八木アンテナを設置するのが無難です。
外観を重視する場合は、八木アンテナではなくデザインアンテナがおすすめです。その上で電波状況を考慮しながら自分の好みの設置場所を検討してみてください。
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