【コード113】給湯器のエラーの直し方と対処法・原因 ≪点火エラー≫ノーリツ・リンナイ

2024年11月5日2024年11月12日

エラーコード113は、給湯器の点火不良が起きている為、発生するエラーです。

この記事では

について詳しく解説しています。

監修者

黒川精一　（SKG株式会社代表取締役）

「液化石油ガス設備士」「ガス消費機器設置工事監督者」「ＴＥＳ工事士」「第二種電気工事士」など給湯器関連の多数の資格を持つ「給湯器」の専門家。三菱電機・ジャパン建材・東京ガス関連会社など住宅設備機器関連会社に従事した経験を元に、創業50周年の歴史を持つSKG株式会社の代表取締役に就任。

給湯機のエラーコード113とは？表示される原因

給湯機のエラーコード「113」は、給湯器の点火不良を示しています。原因はエラーコード111や112と同様、点火機器の故障、雨や湿気による一時的な点火不良、地震によるガス供給の停止、ガス料金の滞納による供給停止などが考えられます。

以下の手順で一つずつ原因を探っていきましょう。

まずは給湯器のリモコンを再起動してみましょう。

一時的な点火不良の場合、これだけでエラーが解除されるケースもありますので、まずはリセット操作を試してみてください。

ガスメーター（マイコンメーター）の赤ランプが点滅している場合、何らかの原因でガスが遮断されており、それによって113エラーが発生しています。ガスの復旧は以下の手順で行います。

復旧手順を試しても赤ランプが点滅し続ける場合、災害によりガス供給が停止している可能性があります。各自治体や契約中のガス会社の供給状況を確認してみましょう。

さらに、ガス料金の未納が原因でガス供給が停止しているケースも考えられるため、支払い状況も併せて確認してください。

ガス供給に問題がなく、リモコンのリセットを試してもエラー113が解除されない場合、給湯器内部の点火装置が故障している可能性が高いです。その際は、専門業者による修理や機器の交換が必要ですので、お困りの際はぜひ当社までお問い合わせください。

まず、給湯器の交換は、無資格ではできません。ガス可とう管接続工事監督者・給水装置工事主任技術者など複数の資格が必要です。

無資格者が給湯器を交換した場合、ガス漏れによる一酸化炭素中毒などの深刻な事故のリスクが有ります。また、故障が起きた場合にメーカーの保証外にもなりますので、給湯器の交換は必ず専門業者に依頼しましょう。

一方、給湯器の修理・補修は、DIYでも可能な箇所もありますが、主に、外部に露出している部分のみで、本体内部に関わる修理については専門知識が必要で更なる故障を招くリスクがある為、おすすめできません。

あくまで自己責任になるため、知識が無い方はやはり専門業者に依頼するのをオススメします。

給湯器の修理や交換は自分でできる？DIYで出来ることは？給湯器が壊れて修理や交換をする場合、自分で行えば安く済むと思うかもしれません。しかし、「給湯器の交換・修理は対部分がガスの資格保有者がやらないと法律違反」で…

小さな修理（パイプの漏れ、センサーの調整など）	5,000円〜15,000円
中程度の修理（バルブの交換、配線の修理など）	15,000円〜30,000円
大規模な修理（ヒートエクスチェンジャーの交換、ガスバーナーの修理など）	30,000円〜50,000円以上

給湯器の修理費用は、問題の種類や部品の交換が必要かどうかによって大きく変動します。不具合の症状だけで事前に金額を確定させるのは難しく、事前見積もりはあくまでもおおよその金額しか提示されず、基本的には実物の点検をしてから修理費用を算出します。

特に大規模な修理が必要になった場合、100,000円以上かかる場合もありますので、給湯器を交換したほうがオトクな場合もあります。